お客様に無駄足を踏ませないこと
物件の購入をご検討中のお客様には、購入するかしないか判断に必要な物件情報をできる限り詳しく提供いたします。
後悔しないためには良いところだけに目を向けるのではなく、最も意識して頂きたいのは「良くない」ところをどこまで許容できるかです。理由としては世の中に同じ条件の中古物件はほぼ存在しない、自分で設計した注文住宅でない限り細かいところまで100%希望通りの物件に出会える可能性はそう高くはないからです。
そのため、物件内覧をご希望する際に予めご予算・用途・敷地面積・建物面積・間取り・周辺環境などご希望条件をしっかりご確認頂き、ご不明な点、ご不安な点があれば事前にご相談下さい。少なくとも掲載されている情報をご承知のうえ見学されることをお勧めいたします。
早期に買い手を見つけること
売主様にお願いすることは、できる限り正確な物件情報を詳しく提供していただくことです。
良いところも悪いところも把握している限り、ありのままの情報を提供していただくことで、信頼を得やすくなり、買主様の判断を促進します。
また、売却後のトラブルも避けることができます。特に悪いところを隠そうとして契約後発見されれば、契約解除・損害賠償にもなりかねません。
それに、この「悪いところ」は人によって捉え方が異なり、一部の人にとっては「悪いところ」に捉えるかもしれませんが、もう一部の人にとっては「悪いところ」ではない、あるいは許容範囲内であるということがよくあります。そして、どの媒介契約であっても、必ずレインズ(不動産流通専用サイト)に登録し、一般のお客様だけでなく他の不動産会社様にも物件の情報を知って頂き、買い手を早期見つけることに貢献します。
目標を達成するため、お客様と一緒に考えること
土地と建物について現状を見ただけでの判断で成約につながらないケースもあるかと思いますが、見方、考え方、方法を広げるだけで様々な可能性が広がります。
過去にあったケースですが、「物件自体は気に入ったが、大きな庭木はお手入れできないので諦めます」といったケースがありました。そこで庭木を喜んで引き取ってくれる業者を知っていたので購入者様にも売主様にも負担なく事は丸く収まりました。
また、別のケースでは「建物自体は気に入ったのですが、駐車場は狭すぎて諦めるしかない」と思いながら、近くに駐車場はないかと売主様に話してみました。すると、物件近くに売地があり、土地を購入することで駐車場問題を解決することができました。
全てはうまくいくとは限りませんが、常にお客様の立場になって一緒に考えることが当社の役割であり、やりがいでもあると考えております。
ご不明な点やご不安な点がございましたら、どのようなことでもお気軽にお尋ね下さい。